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「まあ入れや」
一瞬怒ったと思ったけど、良かった~!殴られずに済んだぜ。
え?つか招かれてる?俺はまさか今から人生の横道にそれてしまうようなそんな人生を…
やだぁぁぁあああ!
俺けっこう調子乗りだけど、周り泣かせるようなことまでしたくねえよ!!ヤンキーの仲間入りなんて持っての他だぜ!
「あ、あの…遠慮させて…」
「ふざけたこと抜かすと多摩川に埋めるぞ?」
「はい!ぜひ部室へ入らせてください!いや~!僕も部室入ってみたかったんですよ!」
世渡り上手は世の中生きていく中で、とても大切なスキルなんだぜ?これに命じてよく覚えておきな。
ヤンキー君に招かれた俺は部室に入った。
部室を見渡すと、まず真ん中に大きなテーブル。いかがわしい本にDVD、タバコが溜まってる灰皿が散乱しており、角に汚いソファーに使用済みティッシュの数々。
ノーパソに薄型テレビ。ゴミの数々。
………これなんてゴミ屋敷?まるで一人暮らしフリーターの1DKみたいな部屋だな。
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