6人が本棚に入れています
本棚に追加
「お前、名前は?」
おいおい…紳士、つまりジェントルメェンはまず自分から名乗り出るもんだろ…。
まあヤンキー君にはそんなルール通用しないので、僕は名乗りました。
「小杉まさる」
「へぇー、マルね~」
……は?こいつ馬鹿なの?死ぬの?今まさるって言ったのに、マルってなに?
そう、男には黙ってはいけない時がある。
「あの…まさるです」
「まさるでしょ?だからマル」
いやいやその理屈意味分かんねえし。
「いやいやその理屈意味わかんねえし」
「なんだ、てめえは。いきなり口答えしてきやがって、やんのか?」
しまったぁぁぁあああ!
俺の病気の一種である"思いついたことを口にする"が発症してしまったー!!
やばい…マジで殺される…なんとかこの状況を打破せねば…。
「いや~!新丸子下丸子ちびまる子的なノリですよね!分かります分かります!
今日から僕のことマルと呼んでください!」
ちなみに下丸子は東京だけどな。ついまるこ繋がりで言ってしまったわ。
最初のコメントを投稿しよう!