YOU GET TO BURNING

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「羨ましい限りでごさるな」 「ああ、全くだ」 「つかお前誰だよ」 ……あれ?なんかいつの間にか顔面クレーター野郎がいる。 「お主、相手の名を聞くときはまず自分から先に名乗るのが礼儀でござらんか?」 「訳分かんねえこと言ってるとぶっ飛ばすぞ」 こ、こいつ……。 新城のくせにドヤンキー・マサキに向かって、そんな口を叩けるなんて…ヲタクだと思っていたが、見直したぞ。 「それともお主は頭が弱いのかな?それがしの言っている言葉の意味を理解出来て……」 バァーン!! 「なんか言ったか?」 「……フフフ、弱い者ほどそうやって大きな音を立てて威嚇する」 マサキがテーブル思い切り蹴ったにも関わらず、新城はまだ減らず口を叩いていた。 本来ならばその勇気ある行動は尊敬の念に値するものがあるが、前言撤回させていただく。 だってこのヲタク野郎…もろ足がガクガク震えてやがる。しかも横にいる俺には分かるが、こいつの股間あたりからなんか垂れてきてるんだもん!!汚っ!格好つけても、チビってたらメチャクチャ格好悪っ!!
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