ひとつのはじまり

4/4
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
冒頭では痛いことを言っていたが、俺達は華の高校生。神奈川県川崎市をまあまあ愛しているどこにでもいる普通の高校生だ。 まあ川崎愛しているとかほざいても活動すんのは大抵都内だけどあんま気にすんな。 余談はさておき、俺達は部活をやっている。これから説明していくが、名前は青空月光部。 かっこいいのかださいのかよく分かんない名前だが、簡単に言えばこれは俺達の部活動の活動状況みたいなもんだ。まあ日常記録だと思って見てくれ。 気づけば入学してから早一年。 時の流れの早さにびっくりするが、時間など大切にすることなく、なんとなーく生きてる。 最悪なことに二年生のクラス替えで我ら青空下校部の四人組は全員同じクラスだ。しかも後ろの席が新城という時点で終わってる。全くだぜ、本当に。 じゃあ長話もなんなんで、早速始めるか。 俺達が高校を入学してからの一年間を思い出しながら、徐々に語らせてもらおう。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!