殺意が芽生えた花嫁

第一印象

各自担当持ち場についた。

彼は、ﾍﾟｯﾄ♓🐶担当。売り場に向かうなり無表情でｹﾞｰｼﾞの中のﾊﾑｽﾀｰを取りだし、手早く餌交換をした。
その横を通り過ぎようとしたら🏃！

左藤「ｵｲｯ！お前ﾊﾞｲﾄだろ？これごみ捨てといて」と、無表情のまま私に声かけてきたのだ。

有希「！ﾊﾞｲﾄだけど…物の頼み方…」

ってあるでしょ😒と続けて言おうとしたら遮られ
「ﾊﾞｲﾄが社員に口答えするな！もう頼まない」と彼に、淡々と注意されてしまった。

近くにいたﾊﾞｲﾄ仲間でﾍﾟｯﾄ担当の〓が「私もさっき今日から宜しくお願いします😃」と挨拶したら「さっき朝礼で挨拶済んだ」とぶっきらぼうに言われた💢と私に言ってきたのだ。
私の彼に対する印象が最悪なものになったのは言う迄も無いー。

私は、品だしとﾚｼﾞ専門ﾊﾞｲﾄ。今日は雑貨の納品日で御決まりの品だし。

不愉快な気分のまま倉庫に商品を取りに行く。

倉庫に行くと、先程のゴミを捨てている彼の後ろ姿が直ぐに視界に入った。

私の存在に気付いたのか？彼がゆっくりと振り向いた。
一瞬目があったー。何かまた不服を言われるのかと軽く身構えたが…
そのまま彼はさっさと売り場に戻って行った。

私もｻｯｻと商品を台車に移しかえ、売り場に戻って品だしを始めた。

この日は、ﾁﾗｼ商品や新商品が多く、がむしゃらに品だしをしながら合間にﾚｼﾞに入ったりだったので、不愉快だった気分も疲労に変わり、閉店まで彼の存在すら忘れていた。

しかし、閉店後に更なる不愉快になる展開が待っていたのだ…。

閉店後にﾊﾞｲﾄ皆で売り場のﾓｯﾌﾟかけをしていたら、彼が、最近入ったばかりの高校生の😃ﾊﾞｲﾄに向かって、
「お前は😃なんだから掃除なんて😃に任せて！こっち手伝え」
って苛々しながら言った。

😃「はい💢？てか誰すか？」

あっ！そっか夕方からのﾊﾞｲﾄは朝礼が無いから挨拶されてないし、知らないんだ。
有希「今日から異動で来た、社員の左藤さん」と教えたら、
左藤「この店は使えないﾊﾞｲﾄ連中ばっかりだ💢もう良いからｻｯｻと帰れ」と捨て台詞を吐いて黙々と、明日の準備に取り掛かった。

その場にいたﾊﾞｲﾄ全員、彼の態度に苛立ちながら帰る支度を始めた。

ﾊﾞｲﾄ全員
「あいつムカつく💢」お互いに不満を吐き出し、そのままいつもの雑談（休憩室で恋話とか）には入らず、ｻｯｻとこの日は皆家🏠に帰った。