日 常

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拓真君の両親と祭壇にまつられた棺を見つめながら、あたしはこの日、一睡もせずに線香と蝋燭の番をした。 そして次の日は学校を休み、そのまま葬式に出ることに。 あたしとしても学校には行きたくなかったから、内心はホッとしてしまった。 ここにいたら拓真君が守ってくれる様な気がして心強かったから……。
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