何も変わらない筈だった日常。

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「フフッ…リリア、貴様は私を異性としてみているのか?」 「そ、そんな事ありませ……んむぅっ!?」 リリアの言葉は、エステルの豊満な胸により遮られた。 むぎゅう…と抱き締められたらリリアは、鳥のように手をバタバタさせている。 それを見て楽しむエステルは、彼女の首筋を指でなぞる。 ビクッと反応を示したのを見て、納得するように言った。 「なるほどな……雑誌に書いてあった通りだ。」 リリアを解放して、顎に手を当ててフムフムと頷く。 「一体何の雑誌ですかっ!」 「何って、俗に言うエr…」 「いやぁぁぁっ!」 リリアが半泣きで部屋を出ていく。 それを目でおいながら、エステルは首を傾げた。 「――……いけない事だったのか…?」
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