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『湯川屋』で賢治はユキを抱くかもれない。タエは以前見てしまったユキへの通達を思い出して後を追った。
「私が開けた通達守ったわよね?HIV-4感染してないわよね?」
「さあね」
「治療方法が無いのよ。死んでも良いの?それに感染力が凄く強いのに男の…」
「やっと本音を言ったわね。私なんてどうでも良いんでしょ?大切な賢治に病気うつされたら困るだけでしょ」
ユキはそう吐き捨てながら店の茶碗や湯呑を腕で払い落し派手な音を店に轟かせた。
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