第2章

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「そ?てか何作ってんの?」 「オムライス」 「由亜は意外と料理上手いよね」 意外って何よ。 「昔レストランでバイトしてたからね」 「へ~。料理する方?」 「当たり前。」 私がそう言うとまた意外と言って笑う梧羽くん。 「梧羽くん学校休んで大丈夫?今高3でしょ?…あ、ありがとう」 梧羽くんはオムライスが乗ってるお皿を運んでくれる。 私はスプーンを持つ。 「誰のせいで休んでると思ってんの?」 梧羽くんが意地悪く言う。 「だからそれはごめんって!」 「ふ。」 今鼻で笑われた? 「ま、俺は天才だから学校行かなくてもどーにでもなんの」 「梧羽く―ピンポーン 「あ。誰か来た」 梧羽くんと私は玄関に行く。
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