第2章
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「えっ…と…」 私は上手い嘘を探す。 「俺の趣味。」 「えー、そうなの?」 「ずっと一緒にいたくて手錠つけたけど…」 嘘って分かってても梧羽くんの言葉にときめいてしまう。 「カギ無くしちゃって」 「えー、大変じゃん!そりゃ仕事も来れない訳だ」 南奈は1人で納得している。 「じゃあ、困った時にはいつでも呼んでね」 私は南奈の言葉に目頭が熱くなった。
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