第1章

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「―…ん」 朝6時起床 「……き、きゃあぁぁぁ!!!」 いつも冷静な私がこんな奇声をあげたのには理由がある。 「………っ」 隣を見ると知らない男。 奇声をあげた後は何も声にならず口をぱくぱく。 「…ん、…うるさいな」 隣の男は私の奇声に目を覚ます。 「あ。おはよう」 "おはよう"じゃなくて、この状況を説明してよ。 「…っ、貴方誰?」 やっと出た言葉は可愛いげのない…。 「あ、俺?俺は小峰 梧羽。」 「じゃあ、梧羽くん。なぜ、私のベッドに寝ているの?」 「…覚えてないの?」 梧羽くんは少し悲しそうな顔をする。 「な、何の事?」 わ、私何かした?
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