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「―…ん」
朝6時起床
「……き、きゃあぁぁぁ!!!」
いつも冷静な私がこんな奇声をあげたのには理由がある。
「………っ」
隣を見ると知らない男。
奇声をあげた後は何も声にならず口をぱくぱく。
「…ん、…うるさいな」
隣の男は私の奇声に目を覚ます。
「あ。おはよう」
"おはよう"じゃなくて、この状況を説明してよ。
「…っ、貴方誰?」
やっと出た言葉は可愛いげのない…。
「あ、俺?俺は小峰 梧羽。」
「じゃあ、梧羽くん。なぜ、私のベッドに寝ているの?」
「…覚えてないの?」
梧羽くんは少し悲しそうな顔をする。
「な、何の事?」
わ、私何かした?
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