第1章

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「何してんだよ」 明らか不機嫌そうな冬摩。 そりゃそうだ。 彼女が他の男とベッドにいたら誰だって気分悪くなる。 私だって冬摩が他の女とベッドにいたら嫌だ。 「や、違うの!これは…」 ―バンッ!! 冬摩が壁を叩く。 「……っ!」 冬摩の顔は今までに見たことないくらい泣きそうで怒りが現れていた。 今何か言えば全部言い訳に聞こえるんだろうな。 私が何も言わないでいると冬摩は出て行ってしまった。
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