第1章

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「いいの~?」 「あんたのせいだからね」 私は冬摩を追い掛けようとしなかった。 「それより!何この手錠」 私は手錠を指差して梧羽くんに聞く。 「由亜が昨日酔って俺に絡んで手錠したんじゃん」 「え…、」 これ…、 私がやったの? 「か、カギは?」 「由亜が持ってんじゃねーの?」 「私昨日の記憶全くない…」 「まぢかよ…」 梧羽くんの事さえ全く覚えてないもん。 「これ…、どうしよう」 今日が土曜日で良かった。 仕事どころじゃないもん。
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