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「いいの~?」
「あんたのせいだからね」
私は冬摩を追い掛けようとしなかった。
「それより!何この手錠」
私は手錠を指差して梧羽くんに聞く。
「由亜が昨日酔って俺に絡んで手錠したんじゃん」
「え…、」
これ…、
私がやったの?
「か、カギは?」
「由亜が持ってんじゃねーの?」
「私昨日の記憶全くない…」
「まぢかよ…」
梧羽くんの事さえ全く覚えてないもん。
「これ…、どうしよう」
今日が土曜日で良かった。
仕事どころじゃないもん。
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