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「おい。」
「…おい。」
夜、私がテレビ見てると梧羽くんが話し掛けて来る。
「あ、何?」
「俺風呂入りたいんだけど」
「どーぞ?」
「…由亜も来なきゃ入れないだろ」
あ。そうだった。
って…、一緒に入るの?
「当たり前だろ?」
梧羽くんは私の心を読んだように答える。
「…絶対見ないでよ」
ただ今お風呂。
「はいはい。」
片手に慣れてない私は体や髪を洗うのに時間が掛かってしまった。
「…おせぇ。俺のぼせそ」
「ごめんごめん。」
そう言い私は梧羽くんとバトンタッチをして湯舟につかる。
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