第1章

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これから毎日こんな生活しなきゃいけないと考えると目の前が真っ暗になる。 「おい、出ねえの?」 「え、あっ、出る出る」 梧羽くんが先に出て次に私が出た。 私が出た時には梧羽くんは既に服を着ていた。 「梧羽くん…、片手に慣れてるの?」 「んー…、別に」 梧羽くんは眠そうに答える。 だって普通そんな早く色々出来ないよ。 「眠い?」 「…ん」 目を擦る姿は少し可愛くて年齢を感じさせる。 私は、梧羽くんをひきづって寝室に入った。
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