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8月16日 午後1時
沙里奈に異変が起きた。
突然苦しみだし、暴れ出したのだ。
圭汰は学校から駆けつけた。・・・洋介の姿はなかった。
「さりっ!!頑張れよっお前!!死んだら許さないからな!!」
圭汰はベットの上で治療を受ける沙里奈に叫びかけた。
しかし、医師達の懸命な努力もむなしく、沙里奈は眠りについた。
さきほど暴れたのが嘘かのように・・・静かに眠りについた。
「8月16日」それは、沙里奈と圭汰の記念日だった。
そして、沙里奈と圭汰が本当の意味で別れた日だった。
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