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?「・・・きて・・・・・・い。・・・て・・・・・・さい。」
ユサユサ
裕「・・・う~ん。んだよ、もう少し寝らせ・・・あれ?」
裕は目を覚まし、自分の体を見る。その体には、トラックに轢かれた時に出来ていた傷は無く、服も綺麗になっていた。
?「あの~、私の話、聞こえてますか?」
裕「どうなってるんだ?俺はあの時トラックに轢かれた筈。なのに、体も服も綺麗になってる?」
裕は?の話など聞き流しているので耳に入っていない。
?「・・・あの、もしもし?」
裕「一体、俺に何が起きたんだ?あの出来事は全部夢だったのか?」
?「私の話を聞いてくださいよ~。」
裕「夢・・・な訳ないよな。あの時、トラックに跳ねられた時はリアルだった。」
裕が腕を組み、考えていると、
?「ふぇ~ん!!私の話を聞いてくださいよ~!!」
裕の近くに居た?はずっと裕に無視されていたからなのか、急に大声で泣き出した。
裕「うわっ!?な、何だ!?」
さすがに、大きな泣き声が聞こえれば、裕も無視する事は出来ず、泣き声がする方向、自身の背後を振り返り見る。・・・そこには、
裕「・・・女の子?」
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