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~とある家~
?「・・・スゥスゥ」
ここは、とある家。その家にある、とある一室でこの小説の主人公である青年『蒼月裕』が熟睡している。
ガチャ、ギィィィ
猫「・・・にゃあぁぁぁ。」
そんな彼が寝ている部屋に一匹の猫が部屋に入り、トテトテと歩きながら彼の寝ているベットに近付き、
トンッ、ドサッ
ベットに飛び乗った。そして、猫は裕の顔に近付き、お座りをし、
ペチペチ
猫「ニャァァ、ニャァァ。」
猫はまるで『起きろ』と言っているかの様に鳴きながら、前脚を使い裕の頬をペチペチ叩く。
裕「・・・・・・ん~~。」
頬を叩かれている裕は、叩かれるのが嫌なのか、しかめっ面になり、寝返りを打ち、猫に後頭部を向ける。
猫「ニャアァァ。」
それでも猫は裕の頭を叩く。それが二分も続けば、
裕「うぅぅ、分かったよ。起きれば良いんだろ、起きれば。」
裕の方が根負けし、体を起こした。そして、体を起こした裕は大きく体を伸ばす。
パキッ、パキッ
体を伸ばすと、体の骨が鳴る。
裕「はぁぁ、良く寝た。・・・おはよ、『アルトリア』。」
体の伸びを終えた裕は、横に居た猫、『アルトリア』に挨拶をする。
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