プロローグ

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裕「・・・早く下に降りるか。腹減ったし。」 着替え終わった裕は、朝食を食べる為、部屋を出た。      ~リビング~ ガチャ 裕「おはよ~。」 リビングに入った裕は、すぐに朝の挨拶を言う。 ?「・・・おはよ。」 そして、リビングには紅い髪と眼をした綺麗・・・と言うよりは可愛らしい女性が居て、朝食を運んでいた。 裕「姉さん、おはよ、・・・父さん達は?」 裕が『姉さん』と言ったその女性こそ、裕の義理の姉、『蒼月恋』である。 裕はリビングに恋しか居ない事に疑問を抱き、恋に話し掛ける。 恋「・・・お父さんとお母さんは、仕事に行った。」 裕「そうだったんだ。」 裕は恋の話を聞くと、すぐに納得していた。裕達の両親が朝早くから仕事に行く事は、対して珍しい事ではない。のだが、 裕「今回は何の仕事だって?」 恋「・・・今回は、『アマゾンの秘境にある宝を取りに行く。』・・・って言ってた。」 裕「宝を取りに、ねぇ~。確か前は『アメリカ大統領の警護』だったよね?」 恋「・・・(コクッ)・・・それの前は確か、『組同士の縄張り争いへの介入』だった。」 裕「だったね💧・・・あの二人は何の仕事をしてるんだ?」
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