プロローグ

6/10
前へ
/255ページ
次へ
裕「あ、・・・うん。分かったよ。」 裕は若干戸惑いながらも席に座る。因みに裕の隣に恋が座っている。 パンッ 席に座った二人は手を合わせ、 裕・恋「いただきます。」 二人は朝食を食べ始める。 裕「姉さん、醤油取って」 恋「分かった。・・・はい。」 恋は裕に言われると、すぐに自分の手元にあった醤油を手に取り、裕に渡した。 裕「ありがと。・・・何かテレビやってないかな?」 醤油を受け取り、魚に醤油をかける。醤油をかけ終わると、裕はテレビのリモコンを手に取り、 ピッ 『今日一日、最悪な運勢の人は・・・』 テレビのスイッチを押した。 『ごめんなさい、獅子座のあなた。・・・今日は厄日です。特に黄色い物に注意してくださいね。』 裕「ふ~ん、黄色い物に、ねぇ。」 テレビの内容を見て呟く裕。 裕「・・・まぁ、俺は占いはあんまり信じないからな。・・・ご馳走さまでした。」 裕が手を合わせながら喋る。いつの間にか、裕は朝食を完食していた。 恋「・・・お粗末さま。」 裕「姉さん、食器は水に浸けとくよ。」 そう言いながら裕は食べ終えた食器を流しに持っていく。 恋「・・・分かった。裕、いつもありがと。」
/255ページ

最初のコメントを投稿しよう!

752人が本棚に入れています
本棚に追加