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ギル「弱体化?なら何でお前が出てきてる」
ミミの実力はギルも知っているが歴代魔王に匹敵する力を充分に持っている
ミミ「お前だよ・・・お前の次の代だったからだ、この体の持ち主はお前より弱いだろ?」
ギル「弱い?誰が?」
ミミ「あ?私が」
ギルの紅い目に時計のような魔法陣が現れた。
そして全ての時間が止まった
ギル「誰が?記憶程度が現魔王に言う言葉か?弱体化?」
ギルの言葉はミミには届いてない
ギル「誰が弱体・・・まぁミミは確かに魔法は俺より弱いが優しいし仕事も俺より断然出来る・・・・力だけが全て何て考えは捨てろ」
ギルはミミの額に手を置いた
ギル「全く竜族には適当に言い訳しないと」
ギルが呪文を紡ぐと黒い文様が消えた・・・そして時計の魔法陣は消え時間が進み始めた。
そして初代魔王はすぐに自分の身に起こった変化を察した
ミミ「闇が消える事は無い、それは体からも心からも・・・元魔王、この者の闇はお前に責がある」
ギル「分かってる」
ミミ「ふん、随分と魔族も温くなった・・・だがそれはそれで良いだろう」
そう言ってミミは倒れた
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