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魔王の城の玉座には見た目こそ幼いが立派な王が座っていた・・・元魔王側近ミミ
ミミ「報告を」
魔王なって約一年・・・
「はい魔王様、城下より少し辺境に行った地域の治安が少し悪くなっております」
ミミの魔王就任には殆どの者が賛成した・・・だがギルの予想通り全てが賛成した訳では無かった
ミミ「粛清を」
ミミはもう一年近く笑っていない。
ミミの中では威厳が無くなると思っていた
「兵は?」
ミミ「あの程度、一つ隊を引いて行けば問題ない」
「承知」
民の評価はこうだ、完璧だけど形式に乗っ取り過ぎている・・・ギル様の方が柔軟な考えを持っていた。
そしてこの評価がさらにミミを追い詰めていた
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