# プラトックス
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聞かなかった事に したほうがいいのかもしれない。 バタバタと廊下を削る僕の足音。 はやく、離れないと涙が零れてしまう。 林先生…………僕の想い人。 35歳、大人の先生。 僕が恋して。 付き合っている。 いや、もうこの時点で「付き合っていた。」、かな。 なにも、なかったことに…… ぐちゃぐちゃの頭の中で、必死に考えていたのは、死んでしまおうかということ。
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