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これは、わたしが常々思っていることなんだが、天才なんていない、なんて誰が言ったのだろう。
天才はどこにでも必ずいるのに、それを否定するとは何事か。
そんな言葉で天才がいないことになると思っているのだろうか。
そんな言葉で天才を消したことになると思っているのだろうか。
こんな愚かな発言が増えぬよう、わたしはここで断言しておきたい。
天才はいる。
確実にいる。
どうしようもなく差が開いた才能の持ち主は、この世に必ず存在する。
その天才を、天才性を育てるのは努力ではなく、才能だ。
努力家では手の届かない、才能を有しているのだ。
そして、その才能もまた優劣、順位がある。
天才の上には天才がいて、そのまた上にも天才が存在するのだ。
ここまで言えば、わたしの言いたいことは伝わっただろうか。
まあ、伝わってなくともさわりだけはわかってもらえただろう。
しかし、わたしは生まれてからのこの年月、その天才を見たことは一度もない。
なぜ?
簡単だ。
人生半ばで廃れる才能など、そもそも天才とは呼びさえしないからだ。
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