緋色の街

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良くここでホイホイついていく主人公は、多いだろう。そうしなくては、話が進まないからだ。だが、ここで注目すべき点を私は、分かっていた。 「リアル『アクション』ゲーム?」 『アクション』ゲームは、私の中では、格闘ゲーとマ○オブ○ザーズしかなかった。 だから、死亡の可能性という危機感があった。はずだったのに―― 好奇心に負けたのだった。 決意した時。また、機械音がなり、青い吹き出しが出ていた。 『新着メール一件』 私は、詳しいことが書かれているのではないかと反射的にクリックした。 ――――――――――― 件名 ご決断ありがとうございます。 ――――――――――― 貴方様を担当させていただく『月夜のクロネコ』こと『魔女 ゼロ』です。気軽に『ゼロ様』っとでも御呼びください。 これから貴方には、私の新作ゲームをプレイして頂きます。 私は、島には行きませんが、皆さんの生活を監視させていただきます。 ここで注意する点は、 『逃げ出さない』 ことです。 今までゲームに参加なさった方々は、逃げだそうとして酷い目にあった方も多くいます。 酷い目に逢いたくなければ、絶対に逃げ出さないでください。 これは、脅しではありません。 また、今貴方様のご自宅に迎えを向かわせました。 着替えなどの生活に必要なものは、現地に用意してありますので、手ぶらでどうぞ。 ――――――零――――
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