緋色の街

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ピーンポーン 呆然と虚空を見つめる私にチャイムがなり、取り返しのつかないことをしたことに胸の奥があつくなり、頬がひくひくと疼く。 まさか、そうおもいながらボロボロなドアを乱暴に開けた。 そこには、ターミーネータなどに出てきそうな全身黒い男だった。 黒いスーツ 黒いサングラス 黒い髪 全てが異様だった。そんな男がこう言った。 「緋色の島……RPGゲーム。緋色の島をのプレイヤー、マリア様をお迎えに上がりました。
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