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ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!
何がヤバイって空に何かあったらどうしよう、ってことと空に何かあったら俺もただじゃすまないってこと。
冗談じゃない!
空に何かあったら俺も殺されるんだ!!
バンッ
「空!!」
俺はリビングのドアを勢いよく開けた。
言い争ってた2人が驚いた表情を浮かべて此方を見る。
中にいたのは空と俺の予想していたゴツい男とは違って銀髪の男がいた。
「「「えっ?」」」
微妙な沈黙が俺達の間に流れる。ヤベー、もしかしなくてもこれって完璧俺の勘違いじゃんか。
「こ、洸太?いきなりどうしたの?」
始めに沈黙を破ったのは空だった。
「あ、あぁ。俺達食堂行こうと思って空のこと呼びに来たんだけど反応ないしドアのカギは開いてるしまた変な奴がきたのかと思って勝手に入ってきちゃった。……ワリィ」
苦笑いを浮かべながら俺は答えた。
「あっ、そうだったんだ。何かごめんね?」
「いいや、何もなくてよかったよ」
何もなくてよかった、と安心しながら空と話していると
「おい、ほのぼのしてるとこワリィんだけど…その銀髪が固まってるぞ?」
といつの間にか部屋に入ってきていた龍介が言ってきた。
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