57人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
「おい…兄に向かってその暴言は何だ(ゴニョゴニョ)…大体俺は不細工じゃなぃ(ゴニョゴニョ)」
ちらりと弟を見ると無心で歯磨きをしている。
「おい…聞いているのか」再び問い掛けるが弟は何も答えない。歯磨きのシャコシャコする音だけがやけに響く。
ああwwそうかwwwコイツ今歯磨きしてるから答えられないんですね、わかります!www答えられないんならしょうがない、今日のところは許してやるか………
俺は洗面所を後にした。
「なあ、母さん俺って不細工かな、かなァァ!?」リビングに戻った俺は母さんに問うた。これだけは譲れない、たとえ世界がry
「なーに言ってんの!いきなり………宏也が不細工な訳ないじゃない!私の子なんだから!」
「ですよねーvV(ホッ)」
「だけど、イケメンでもないわねー…宏也はレン君にいいところ全部持っていかれたわねぇ~私レン君産むとき気合い入れすぎたわァウフフ」
「こらこら、母さん。それは言い過ぎだぞ。確かに宏也はレンには劣るが宏也には宏也のいいところが沢山あるじゃないか。ん、沢山はちと言い過ぎか、ハハハ」
この母にしてこの父である。
よし、ならば戦争だ。
みんな敵だーーー!!!!!!!!1敵ィイイイアアアア!!!!!!!!!!
最初のコメントを投稿しよう!