出会い

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それから少女とかなりの間 話込んでいたしていた 気が付くと日が暮れている… 功「あ…もうこんな時間だ…」 少女「…帰っちゃうの?」 功「そりゃ、親は居ないけど 帰る家があるからな、 それに、村の人も 心配するだろうし」 少女「………」 少女は俯いてプルプル震える それを見た功は… 功「…また……明日も来るよ」 少女「…え?」 少女は顔を上げると 涙を流していた 功は少女の涙を拭う 功「また来てもいいかな?」 少女「うん!是非!」 少女はニッコリ笑う 功は思い出したように 手を叩いた 功「あ…そう言えば、 君の名前は? 俺は河原功、君は?」 にとり「…私は…にとり、 河城にとり(かわしろにとり)」 にとりは微笑みと共に 更に涙を流す 功は黙って にとりの頭を撫でてあげた
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