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河童「あっ…!」
不意に少女の声が聞こえた
しかし時すでに遅し
功は川の流れにされるがまま
流されていった
功は既に川の奥深い所まで
沈んでいた
徐々に首を締め付けられる
ような苦しさに襲われる
もう……駄目だ……
功が諦め始めた時
功の右腕は何かに掴まれた
そして、そのまま
水面へと浮上していく
なくなる意識の中
功が見たのは…
必死な顔で自分の腕を引いて
水面へと浮上させる少女の姿
功はその姿を見て
少し、少女に好意を抱いた……
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