保子という女

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「…ってことは…お前は本当は食べたくないんだな?」 「…うん」 「…体が食べたいって言うから仕方無く食べてるんだな?」 「…うん!」 保子の口調が明るくなってきた。 …どうやら理解してくれたと思い込んでいるらしい …浅はかな女だ 「お前は食べたくないのに体が求めるから仕方無く食べてやってるってことだな?」 「うんっ!」 「ってことは…食べちゃうのも太っちゃうのもお前の意思じゃ無いってことなんだよな?」 「うんうん♪」 …保子は絶対今ニヤけている 「お前の意思とは関係無く体が勝手に太っちゃうってことなんだよな?」 「うんっ♪うんっ♪」 …保子、、、嬉しいだろう? …でも残念ながら天国モードもここまでだ!
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