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ダイナス「ところでリアン様、今回リアン様はベルミナの王と顔を会わすことになりますが、気をつけたほうがよいかと」
その話しは私も耳にしていた。先代の王、アインフェル様は国民と国を守り抜いた良き王だった。しかし戦死してしまい王座をゆずるさい、アインフェル王には息子と娘が一人ずついて、息子のアルミケンスが王座についた。
息子のアルミケンスは、アインフェル王の悪いところだけを受け継いで、娘のシーナ殿下は母の良いところだけを受け継いでいると言われてるくらいだ。
リアン「あぁ、わかっている。初めにこの兵の数を見てなんと罵倒されるだろう」
ダイナス「ハハハ、それもリアン様のお仕事ということですなぁ」
そんな話をしていると、近くに小さな村が見えてきた。…が、何か様子がおかしい…
リアン「村が…襲われている!?」
木の隙間から見える村は家が燃えているところがちらほらあったり、村人が武装した男に追いかけまわされたりしている
山賊か盗賊か?……一刻も早く…城に行かなければいけないのだが…
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