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俺は高科正志。
長い春休みが終わりついに始まる高校生活。
俺は新鮮な気持ちでまだシワ一つない新しい制服に着替える。
さぁ、登校だ!
と、その前に朝飯だ。
俺は自分の部屋からでるとすぐ部屋の横にある階段をおり、リビングへ。
すでに二つ歳下の妹が朝食を食べていた。
「おはようさん」
「話しかけるなカス」
・・・・・・
お兄ちゃん悲しい・・・・・
ちなみにこれは実は凄いブラコンなツンデレ妹みたいな伏線ではない。
だって俺こいつがデレたところ見たことないもん・・・
だが小さな期待を俺はしている。
いつかきっと妹は俺のことを・・・・・
「おはようございまーーす!!」
そんなことを考えていたら玄関から元気で大変いい声が鳴り響く。
「正志、純ちゃん来たみたいよ。待たせちゃ悪いから食べながら行きなさい」
そういって母があんパンを三個ほど渡してきた。
あれ?妹は味噌汁に白米だったのに・・・
この差はなに?
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