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ある日、村に鬼が現れた…
これがすべての始まりだった。
『おんぎゃぁぁ!
おんぎゃぁあ!』
七月下旬。
一人の女の子が生まれた
そう、それが物語の主人公 ラバル・ソラ
ソラ・五才の秋
「お母様!見てみて~!」
『バリバリッ!』
ソラの手には小さな青い電気が激しく光っていた
「まぁ!ソラはもう【ラグナ】が出せるのねぇ~!」
母は優しく笑いかけた
ラグナと言うのは修行を積めば
出すことの出来る
能力のことであるが
しかし、
四つの能力が目覚めなければ出すことができず、一般の者がだすにはかなり難しいものだった。
下の四つが能力の基本となるものである。
人・『体内にある秘めた力』
精・『精神を安定させ自分の力を最小限に抑える力』
集・『力を一部へ集めその一部を倍にする力』
視・『相手や物に流れるラグナを見切る力』
この四つの力を操る者を人は、
「ルーズ」という。
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