魔王と神のお話

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 「後、忘れもんだぜ。」  そういって、カルマは再び剣のトリガーに指をかけ、引きながらチンピラが逃げていった方に剣を振り下ろした。  すると何も無かった場所が裂け、そこから火炎弾が飛び出した。  炎は勢いよくチンピラにむかっていき包み込んだ。  「ギャーーーッ!!」  炎に身を包まれながら遠くに逃げていくのを見ながら、やれやれとカルマは息を漏らした。  街の人たちは歓声を上げ、口々にカルマを誉め称えていた。
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