No.0:prologue

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豪華なイルミネーションと賑やかな音楽に包まれた街のど真ん中。街はクリスマス一色に染まっている。 「なぁ、翔子。そろそろ晩御飯食べに行こうか。」 「うん。いーっぱい遊んだから私もお腹すいちゃったー。」 「調子にのって食べすぎると太るぞー。」 「もうっ!耀嘩のいじわるっ!そういうことは女の子には禁句だぞー。」 「ハイハイ。スイマセンスイマセン。」 「反省してないでしょー。もう知らないっ。」 「あー、悪かったよ。もう言わないよ。」 「わかればよろしい。」 俺達は笑っていた。 あの事故が起こるまでは。
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