夜更かしは自己責任で

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冷や汗をかく雅人をよそに、イブキはふにゃっとしたままの陽菜をダイニングへ連れていく。 「さ、陽菜。私達は先に朝食に向かいましょう。凛、あとはよろしくお願いします」 「了解した。これからの光景を陽菜に見せるのは酷だからな」 「俺に何する気!? マイエンジェル陽菜たんカムバァーック!」 部屋から遠ざかるイブキと陽菜を見て、不安の色を隠しきれない雅人。 追い撃ちをかけるように、その肩を掴む凛の手に圧力がかかる。 「うひゃっ!?」 「あたしは別に雅人のことは何とも思ってないし、ロリコンとかどーでもいいけど、やっぱイラッとくるわ」 雅人の肩から皮膚に、筋肉に、骨に電撃のようなものが走り、この場から逃げ出したい一心に駆られる。
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