相手の目を見て話しましょう

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(いえ、ここはめげていないで、なんとか会話に食いついてみましょう) 折角自分についての話題だ。 イブキはちょっと勇気を出してみようと思った。 「あーしが思うに、やっぱり眼鏡からコンタクトにしたら結構違うと思うよっ」 「私としては――――」 「なんてことを言うんですか優芽さん!眼鏡っ娘が眼鏡外しちゃだめでしょう!」 「私――――」 「ええーっ!? マー君そこは『してないほうが可愛いと思うぞ。俺には眼鏡属性ないし』『眼鏡属性って何?』ってやり取りが必勝パターンじゃないの!?」 「わた――――」 「いやいや優芽さん、男には、某上条さんばりにフラグブレイカーしてでも譲れないものがあるんです」 「……いえ、やっぱりいいです」 二人の会話内容が理解不能&終始置いてけぼりのダブルパンチで、あっという間に心をへし折られたイブキであった。
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