赤い尻尾
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空が見えない。 地面しか見えない。 空気は濁り、そこらじゅうに渦巻き留まっている。 瓦礫で作った家に、そこらで遊ぶ子供達。 そこはスラムと呼ぶにふさわしい場所だった。木々は目覚めず、花は咲かない。 まるで死んでしまった様に… 「まるで墓場だ…」 青年は静かにポツリと言葉を溢した。…というより勝手に零れ落ちた。
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