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「ふふっ、そうかもね?」
そんな風に、森の中を喋りながら歩いていた時だった。
「そろそろヨシノシティに着くわね……」
「さっきは本当にすまなかったな……あ、ちょっと待ってくれ」
「別に、こうやって町まで送ってくれてるんだし、気にしてないわよ……で、どうしたの?」
そうして俺達は、一つの草むらの前で立ち止まった。
遠くには微かに、森の出口の明かりが見えている。
「うん、そこの草むらに、どうやら俺達に警戒して、襲いかかってこようとしているポケモンがいる…………気がする」
「……気がする?」
アオイが顔をしかめる。
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