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ジョーイさんが言うには、今預けた二匹のポケモンはどちらも軽い怪我で、明日の朝までには回復するだろう……とのこと。
「さて……今日はすまなかったな、勘違いで攻撃してしまって」
「私……決めたわ!」
「……何を?」
俺はアオイに聞く。
「私、あんたに着いていくわ!」
「へ?」
「そのままの意味よ。これから先、アンタはポケモンマスターを目指すんでしょ?なら私は、そんなアンタに着いていって、全力でサポートしてあげる。そのかわり……さっきみたいに私がピンチになったら、守ってよね。私はアンタと違って、ポケモンを強く育てることが目的じゃないから……」
アオイの言うことを断る気はない。
むしろ、木の実の使い方以外にも、教えて欲しいことは沢山あるし、旅は一人でするより、二人でする方が楽しいだろう。
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