Do not you make friends?

17/18
前へ
/40ページ
次へ
ジョーイさんが言うには、今預けた二匹のポケモンはどちらも軽い怪我で、明日の朝までには回復するだろう……とのこと。 「さて……今日はすまなかったな、勘違いで攻撃してしまって」 「私……決めたわ!」 「……何を?」 俺はアオイに聞く。 「私、あんたに着いていくわ!」 「へ?」 「そのままの意味よ。これから先、アンタはポケモンマスターを目指すんでしょ?なら私は、そんなアンタに着いていって、全力でサポートしてあげる。そのかわり……さっきみたいに私がピンチになったら、守ってよね。私はアンタと違って、ポケモンを強く育てることが目的じゃないから……」 アオイの言うことを断る気はない。 むしろ、木の実の使い方以外にも、教えて欲しいことは沢山あるし、旅は一人でするより、二人でする方が楽しいだろう。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加