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「じゃあ、私はお風呂に入ってくるわね」
「おーう」
ご飯を終えた俺は、部屋に置いてあった情報誌を読みながら、何気なくそう答える。
まだ読んでいない本だったため、読むのがどんどん進む。
……いや、ちょっと待て。
ポケモンセンターの部屋の中には、小さなバスルームが備え付けられてあり、そのバスルームから、"誰かが風呂に入っている音がする。"
俺だって……男なんだぞ?
無防備すぎやしないか?
ここまで触れてこなかったが、俺が思うに、アオイはかわいく、かなり美人な方だろう。
まだ出会って数時間しかたっていないのに、かなり仲良くなった気がするのは、彼女の性格が良いからに違いない。
そんな俺がもし悪人なら、ここで彼女に何もしないわけがないだろう。
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