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また考えている内に、実家の近くに来ました。
そうそう、実家は川沿いに面してて
首都シンヤサンにしては家が密集してなくて
近くに今は咲いてないけど桜の木が立っていて
「仁ちゃん、お店に着いたわよん」
そーいや二階建てで電工掲示板で
『ミラクルバーABE』
とか…
書いてねーよ。
どー見てもここは私の家なんですけど
引っ越しとか聞いてないんですけど
「昴、ここは確か私の家でしたよね?」
「うん、『元』あなたの家ね。
今は、『わたし』のお店よん」
じーざす
誠にじーざす
「聞いてませんけど…」
姉さん、何があったんだぃ?
この時から、私の訳の分からない人生が始まったのです……………………………………………………………………
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