42人が本棚に入れています
本棚に追加
「私がこのお店を開いた理由を説明するね。
元は、旦那がやりたかったらしくて私もそれに賛成したわ。
そこに修行から帰ってきた昴が加わったことで半ゲイバー化してる
でも、面白そうだしやらせてみたら売上が上がったのよね。
その功績を称え、昴を店長にしてあげたの。
彼は良く働く人よ
後ね、ウチは月水金曜日は居酒屋ゲイバー
火木土はギルドをやっているの。
ギルドマスターは旦那にしてもらってるから、私は居酒屋の社長なんだけどね。
ご理解頂けたかしら?
仁」
テーブルを挟んで向こう側に右から、姉さん、姉さんの旦那さん、昴が座っている。
姉さんの説明を聞いた私はあらかた理解しました。
「はじめまして仁くん。
ライル・キリングです。
君のお姉さんの旦那さんをさせて頂いてるよ」
ライルさんは長身で、茶髪。
眼鏡を掛けていて優しい顔をしている。
そういえば姉さんは明海・キリングと、性が変わったみたいですね。
あ、ギルドとは
簡単に言えば依託所です。
色んな所から依頼を貰い、それを遂行する人を集めたりするんです。
修行中はお金稼ぎによくギルドへ足を運んだものです。
ちなみに許可証があれば国籍関係なくどこのギルドでも依頼を受けることが出来るんです。
私は許可証ランクS
Sランクの依頼ならどこでも受けれます。
師匠は確かSSSランクだったような…
最初のコメントを投稿しよう!