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一通り、ライルさんと昴
姉さんに説明を受ける私18ちゃい。
バーテンダーと言うイメージでは、お酒を混ぜてシャカシャカするもんだと思っていました。
しかしここはあくまで居酒屋。
お客様から注文を受けてお酒を出すだけみたいです。
あら簡単。
次にメンバー紹介と自己紹介と言うことで、社長の姉さんが緊急に非番のギルドの従業員と、居酒屋の従業員の皆様を集めて下さりました。
「ぇえ~っと、相模仁18歳独身です。
今まで旅をしてきました。
この度は、ライルさんの紹介でミラクルバーABEのバーテンダーをすることになりましたので、分からないことなどを質問すると思いますが、よろしくお願いします」
ふぅ、言い切ったぞ
パチパチと拍手が送られ、従業員の方々を見ます。
総勢12人
内、姉さんと昴とライルさん、あとさっき自己紹介してきたミクちゃん以外の8人からそれぞれの自己紹介が始まりました。
「どうも、料理長の岡部一輝だ。
明海社長からのスカウトでここに居る。
よろしくな」
岡部一輝(オカベイッキ)と名乗った中年の男性。
髪は黒く短く、昴以上に体格が良い。
料理長と言うことか、厳しそうな顔をしているが…
なんでピンクに水色の水玉模様のエプロン着てるなんだこの人?
なんか…威厳とか台無しな気がするじゃないか…
「こんばんは。料理、配膳スタッフのミラノ・ミラです。
年は秘密よ?
分からないことがあったらお姉さんになんでも聞いてね。
あ、私は明海の友達だからその紹介でいるのよん」
腰まで伸びた黒髪に整った顔立ち。
モデル顔負けの美人だ…
服装は白いエプロンと、至って普通。
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