序章~帰郷~

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「エスケープ」 私がそう唱えると目の前には白く輝く魔方陣が浮き上がります。 これは自分の行ったことのある場所なら、記憶などを元に瞬時に移動できるめちゃくちゃ便利な魔法! これなら蒼き猫型ロボットが繰り出すドアにも勝てる気が… いや、あれは行ったことのない場所でも大丈夫だからな… くっ、未来の猫型ロボットは化け物かっ って何を話してるんだ私は… とりあえず、レッツエスケープ♪ 私の視界が真っ白になって何も見えなくなったと思ったら~ すでに目の前は森が広がってます… あっれぇー!? 確かスワジ国の近くに設定したハズなのに… ん? なんかこの森には見覚えがある… ん~っと、師匠と、私が小さいころ修行した森だったかな? かなり強い魔物が居たような気がしたんだが… とりあえず行くしかないですわ。
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