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日は少しだけ暮れていますがまだ明るいです。
恐らく時差の問題ですね。
よし、確かスワジ国はあっちだ!
行こうか!
「うわ~不気味」
森の中は薄暗くなっております…
怖いです…
師匠と行ったエズプトと言う国のピラミッド探検した時ぐらい怖いです
あの時はミイラが突然立ち上がり、私に襲いかかって来ましたね…
カラカラに乾燥した体なのに柔軟に動いて来ましたし…(涙)
んで恐怖のあまり動けなかった私に馬乗りになったミイラさんは自分の唇を私の唇に近付けて来ると言う始末
結局、あと数ミリのとこで師匠の武器、イクサという拳銃から放たれた弾丸がミイラの頭をぶち抜き、助かったのですが
トラウマもんでしたよね、はい。
師匠になんでミイラがあんな事したのか?と聞いたら
「ぁあ、調べてみたらあのミイラちゃんはエズプトの古代女王だったみたいよ?んでぇ、書かれた文献に寄ればかなりの性欲者でさぁ
あんた見て発情したんじゃないの?」
と楽しそうに笑いながら話していましたが…
もっと早く助けてほしかったなぁあああああああああ
ミイラとラブラブキッス(はぁと)なんてしたら、もう立ち直れなかったでしょうに…
ガサッ…
んんんぅ!?
いま、いいいいいいいいま…
私の右側の茂みが動きましたよぅ…
えっ、ちょっ
まさかミイラはないですよね、ミイラは
まっさかねぇ、ハハハハハ…
今私は変なフラグ立てましたか?気のせいですよね!
気のせいだったらなんか言って下さい!怖くて独りでトイレに行けなくなりますから!なんか言えって誰が言うんだ!?
私か!?
なんか話そう!独り言でもいいから話そう!
「だぁ~れぇ~だ~?」
はい、今私はなんも喋ってません。
口も開いてません。
だーれーだ?
って知るかボケ。
「私はぁ~だーれーだ?ぅふ」
声は男の人です、けど口調がおねぇ系ってなんぞや?
とりあえず勇気を出して声を掛けよう!
「すいません…どちら様でしょうか?」
「あたしぃ?
ん~森の妖精かしら」
「えっ、と~
森の妖精さん、姿を見せて頂けないですか?」
「え~、妖精って見えないから良いのよ~
しかもぉ~、あなた私のビューテフルな体見たら発情すらわよん(はぁと)
発情されたら私困っちゃうーん、ムフッ!ムフッ!
あ、でも来るもの拒まずと言うじゃなぁ~い?
だーかーらー…
来たら、今夜相手して あ げ る ウフゥウ!」
ブチィ!
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