0人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
ある晴れた日のミッドチルダ。
俺は悲劇の舞台に来ていた。
「あれから七年、か。」
長かった。それは長かった。
力を制御出来なくて
暴走したり。
暴走したからか、
自分を見失ったり。
管理局に実験台(モルモット)
にされたりしたが。
―けど―
「そのお陰で、大切な奴を
見付けれたんだけどな。」
ここにはいない、
一人の少女を思い浮かべる。
今日から発足する、
とある部隊に所属するらしい。
・・・忙しいのによくやるぜ。
「さて、顔出さねぇと
色々うるせぇから、
行くとするかね。」
―また、来年の盆にくる―
そう心の中で言ってから、
俺は愛用のバイク、
―フェンリル―に跨がり、
アクセルを吹かして
走り出した。
最初のコメントを投稿しよう!