第一話

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ある晴れた日のミッドチルダ。 俺は悲劇の舞台に来ていた。 「あれから七年、か。」 長かった。それは長かった。 力を制御出来なくて 暴走したり。 暴走したからか、 自分を見失ったり。 管理局に実験台(モルモット) にされたりしたが。 ―けど― 「そのお陰で、大切な奴を 見付けれたんだけどな。」 ここにはいない、 一人の少女を思い浮かべる。 今日から発足する、 とある部隊に所属するらしい。 ・・・忙しいのによくやるぜ。 「さて、顔出さねぇと 色々うるせぇから、 行くとするかね。」 ―また、来年の盆にくる― そう心の中で言ってから、 俺は愛用のバイク、 ―フェンリル―に跨がり、 アクセルを吹かして 走り出した。
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