第一章~幸福な誘い?~

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昼休み、黒沼達3人は教室で弁当を食べていた。 「ショートホームサボっただけで、普通あそこまで怒るかよ……」 「やっぱり、黒沼が悪いんだな……」 「違うニャー枯野、今回は、連帯責任だニャー……」 教室の空気は外の天候と同じく暖かく明るい。 しかし、黒沼達3人の回りだけは、外の天候と対比し、冷たく通夜のように暗い。 誰が見ても、その差は一目瞭然だった。 「黒沼!どうして……どうしてショートホームに居なかったんだ!?」 「……好坂」 そんな冷たく暗い空間に、好坂と言う嵐が吹き込んだ。
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