12人が本棚に入れています
本棚に追加
昼休み、黒沼達3人は教室で弁当を食べていた。
「ショートホームサボっただけで、普通あそこまで怒るかよ……」
「やっぱり、黒沼が悪いんだな……」
「違うニャー枯野、今回は、連帯責任だニャー……」
教室の空気は外の天候と同じく暖かく明るい。
しかし、黒沼達3人の回りだけは、外の天候と対比し、冷たく通夜のように暗い。
誰が見ても、その差は一目瞭然だった。
「黒沼!どうして……どうしてショートホームに居なかったんだ!?」
「……好坂」
そんな冷たく暗い空間に、好坂と言う嵐が吹き込んだ。
最初のコメントを投稿しよう!