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「………別に」
「つれないなぁ、ルシフェル。
俺が話しかけてあげてるんだぜ」
そう言いながら、
ゼレフは手で俺のあごをあげる。
「…、お前がそんな事するから
変な噂がたってるんだけど」
「いいじゃねぇか、なんなら
お前が俺の奴隷だった時の話も…」
ゼレフがそう言いかけると、
俺はゼレフの手を払い、
本題を聞く。
「それで、何の用だよ」
「まぁ、いいか。今日は、
おまえに聞きたいことがある。
…なぜ少女を助けた?」
「…お前には関係ない」
「ほう…そうか」
そして、ゼレフは少し
勿体ぶってから言った。
「今、他の天使に少女の魂を
回収させに行かせている」
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